週末に見た夢

2016年8月28日 ポエム

薄暗い森の道、枯れた小川の中を歩く、左右は胸ほどの高さまでブロックで舗装されている
歩くにつれて森の暗さに不安が募り、唐突に誰かの悪意を感じる

すると突然、足元から大量の芋虫が這い出してくる
茶色く地味で、覚めている時に見れば何てことないんだろうけど、夢の中でそいつは、凄まじく気持ち悪い芋虫として自分には写った
耳に粘りつく水音、パニック状態になった私は追い立てられるように左のブロックにしがみつく

そうすると、一匹だけが私を追いかけて足元のブロックに跳ねた
触るのも嫌なくらい気持ち悪かったので、私は不安定な状態で頑張って足を引っ込めた

そうするとそいつは、捏ねられているパン生地みたいに体を左右に激しく回転させはじめた
気持ち悪いのに怖いから目を離せず、気持ち悪い模様と多足が交互にちらつく

その時、不意に誰かの囁き声が聞こえた
「◯◯町には行くな」
町の名前は知っている物だったけど覚めたのと同時に忘れてしまった、確か漢字二文字で四音だった気がする、そんな名前どこにでもあるけど

ゴロゴロ回る芋虫と叫ぶ自分の口が交互に視界に入り、その時、これが夢だと気づく
気持ち悪いから早く目覚めたかったけど、目覚められない、ひとまず夢だと気付いたので恐慌は収まったけど、夢から覚められない不快感があった

私を見て、誰かが笑った気配がした


唐突に夢が変わった、完全な白と黒、2色だけの世界
テクノポップって言うのかな?SFC時代のBGMみたいな電子音源で作られたそういう音楽が流れていた

真っ白な道、さっきとは逆に道が盛り上がって田んぼの畦道のようになっている
左右は先程の、気持ち悪かった芋虫の海、防波堤に打ち付ける波のように道に激しくぶつかって個体を跳ね散らしている

なるほど、僕が気持ち悪がっていたから調子に乗って山盛りにしたんだな、けれどこれだけ多いと怖いも何も無くて単なる泥水と同じだね
なんて事を考えていると、悪意を持った誰かがなんとなく滑稽で可愛らしい者に思えてきて、同時に大量の雀が飛来して跳ね跳んでいる芋虫を啄みはじめた

白い道、黒い海、白い空、黒い鳥の群れ、そんな夢を歩いていると、遠くのあちこちから炎が吹き上がった
色数の少ないドット絵で、BGMと同じく昔のゲームみたいな炎、次第に自分の近くでも火柱が

すると道の向こうから、氷を纏った輪入道が、車輪をプロペラのように回転させて、顔をまっすぐこちらに向けて…
正確には、道の後ろ向こうに向けて、10体以上が一列に並んで飛行して凄い速さで突っ込んできて、僕の頭上すぐを通り過ぎていった
風を切る轟音、冷気等は感じない

その後、白と黒に赤い炎が混じって賑やかになった道を何事も無く暫く歩いた


どこかで夢が変わった
厚紙で作った昭和風の町の模型、全体的に古びた飴色がかっている、町のがやがやとした喧騒のようなBGM、何故か醤油の匂い
それをとても小さなカメラで模型の人の目線で見ている

模型の人やバイクは細長い厚紙に書かれて、左から右へ流れ、次は右から左へ流れ、という風に横に何列にも重なって町を満たして行進していた
私は小さなカメラみたいな視点で、何かのゲームのミニゲームみたいにタイミングを合わせて隙間を通って町を進んでいた
少しヨタヨタと進んで、突然要領が掴めたので急速に半分以上まで進んだ
けれどそれまで規則的に動いていた列が斜めに進んだりカーブを描いたり、はては物理的に無理なのに列同士で交差したりして進めずにじわじわと押し戻される

それまで何の意志も感じなかったゲームに、その時初めて悪意のようなものを感じた、こちらの反応を見るんじゃなくて純粋に進ませないようにする意志
最初に聴こえた囁き声「◯◯町には行くな」がもう一度

突然音楽が明るいものに変わって、「裏道を通過できます!」、みたいな内容のテロップが…うまく言えないけど、視界の外、見えるけど表示されない場所に出た
そうすると、奥から斜め後ろに伸びている建物の列にぴったり張り付いて流れていた人の列が外側斜めに傾いて
そこに出来た隙間をそれまでにない速さで町の最奥まで一気に突き進み、模型の外枠を乗り越えてそのまま正面にある磨りガラスの戸を引いた


そこは民家のような廊下で、間接照明を強く使っているのか、電灯が無いのに明るいけれど、暗い印象を受ける場所でした
暗い漆喰の壁、黒ずんだ柱に梁、全く外が見えない磨りガラスの戸や窓
私はそこを歩いていて、前後にも何人かが続いています
私達の足音以外には無音で、なのに童歌のようなものが聴こえていました

誰かの囁く声、女性だったような気がするけれど私の声だったかもしれません
「ここの住民に敵対しては駄目」と、その言葉だけはしっかり覚えてます
そう言われて、ふと思いました、それまでの夢と違って、ここを作っているのは私の脳では無いのでは、と

廊下を右に曲がると大きな部屋の端に出ました
すぐ左側は壁、右に大きな空間、天井は見通せないほど高かった気がします

左の壁の下には赤子や女性の日本人形(もしかしてリアルドールかな?)その全てが歪んでいました、手足が長かったり、何本もあったり、複数体で融合していたり
そういうものはそれなりに慣れてるけど、慣れてない人が見たら相当精神的にきつかったと思います、出来がとてもとても良かったので

右の空間と私達の順路には膝ほどの高さの木製の柵があり、入るなと主張していました
その先はひな壇になっていて、そこには着物を着た何かがいました(ありました)、何かはよくわかりません、目に入れても着物しか認識できなかったので

何があるのか理解しようとしてガン見したら世界が変わりました
突然、着物とか何かとかが沢山のモニターに変わり、今まで私が見た色々な、アニメとか映画とかそういうものが軽快なクラブハウス的な音楽と共に映っていました
どれも私が知っている物なので、「ああ、この夢は私が作っているんだな」とわかりました
木の柵とか、背後の人形とか、そういうものは残っている気がしましたが、モニターからのカラフルな光が強すぎてよくわからなくなっています

そうして、気付いたら目が覚めていました
なんだかとても良くできた夢だったので、ひとまず文章にして残します
その「よくできてる感」が伝わればいいなと思います
参考
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=voice&id=4030327
関係のある以前書いた日記
http://d1arynote.diarynote.jp/?day=20160101


ネットに公開するという事は全世界へ対し公開する事で、それを意識してないため自業自得という意見もあります
けど、少しの無知と悪ノリでここまでするのはやり過ぎではないかと思う

私刑というものは法で裁けない悪事まで対応できるけれど、法が無いために量刑も参加者の気分次第で決められます
決まりの無い罰というのは危険で、例えば私刑参加者達の判決が厳重注意でも、参加者がそのまま執行人になるため100万回の厳重注意になります、死にますね
それでも私刑参加者達は「自分は一回厳重注意しただけ」程度の意識なのが怖い
このような空気が合法的に人を叩いて破滅させたい人(長期間に渡り密告する人等)が活動する口実を与えているのでは

で、私が本当に怖いと感じているのはここから
私刑を受けた人から見た場合、自分を殺したのはその他大勢、不特定多数、顔も見たこと無い他人です
顔の見えない無数の他人に殺された恨みが、顔も見たこと無い誰かに向かうのは十分あり得る事だと思います

「本日未明、◯◯市の路上で何者かが刃物のようなもので
容疑者は取り調べに対し「ムシャクシャしていた、誰でもよかった」と供述し」

そのような事が起きても私刑参加者達は「一回注意しただけ」なので仮に容疑者が過去に私刑にあったと報道されても
「ほら見ろ、あんな事する奴は殺されて正解なんだ」程度にしか思わない人は相当いるのでは
私にはそれがとても怖い、私が気まぐれか何かで私刑に参加してもそう思う可能性は低くないのがとても怖い

一方で、このような私刑が抑止力等として働くという見方も間違ってないと思います
実際にこういう正義感が法で対処できない何かに対して有効に働くのを見たことは何度もある
けれど、現状では一度起きた私刑は本当にほどよい量を遥かに超えた罰を与えてしまうのが問題過ぎる

若気の至りの悪ノリにはツイッターの垢削除くらいで十分だし、ネットに名前が永遠に残る事は世の中に殺意を持った人を無駄に作るだけなので、行き過ぎないようにくれぐれも自省して欲しい
けれど起きている事は起きているので、今後のためにもネットとの付き合いを義務教育化するのは良いと思います
あなたの隣街はナイロビにも繋がっているし、居酒屋で右隣の友人と話している時、声の届く左隣には世界のあらゆる人が座っています、ネットの世界はもう人間の感覚を超えた世界なのです
教師側の個人的な指導に頼るのはやっぱり無理があるので検定済みの教科書は必要ですね、ベストなものは作れなくても可哀想な人の数を割合で減らす事はできます

悪者を殺す楽しさと人間を殺す罪悪感が争った結果が炎上とかそういう事になるのなら、私刑参加者は個人情報を調べて晒す事等の恐ろしさをイマイチ理解してないのでそうできるという面もあるのでは

そんなわけで今回の日記から「非道徳的な行為を見せない」「そのような行為を執拗に攻撃しない」の2つを主張します

なんというか、この問題の根って私のアタマが及ばない所まで続いてるし、及ぶ所を全部書こうとすると想像するだけで気が滅入るくらいの量を書かないといけない
だから今回はこんなもんで切り上げます
ここに何の変哲もない「じゃんけん」があります
サイコロやコイン等の数値比べから一歩進んで、相手の手が勝ち負けに影響する遊びです
二次元的から三次元的と言ってもいいくらいの進歩ではないかと思います
けれど、これはゲームかと聞かれたら多くの人は違うと言うでしょう

それではライフ制を導入しましょう
初期ライフは…3にしますか、負けたら一点ライフロス
ちょっとゲームっぽくなりました、けれどこれはゲームでしょうか?

ゲーム、とは?

例えば、このライフ版で対戦する時、片方はどの手を出すかを真面目に考えたとします
もう片方はどの手を出すかをダイスで決めます
そうしても勝率は五分五分でしょう、何かしら裏技的な物はありますが理論上は五分です

どうやっても勝率を上げられない、つまり考える事に意味がない
そういうものをゲームと言うのは少し無理があるように思います

では、ルールを1つ追加します

◆新ルール◆
「グーで勝つとダメージ二倍」

これだけで話が変わってきます、少なくとも何も考えず適当に手を出しているだけだとひたすらグーを連打されて負けます
もちろんグーだけを連打してもそれがわかるとパー連打で負けます
つまり考えて手を出す必要が生まれ、そして考える故に読み合いが生まれます

考える材料があり、考える事が勝率に結びつく
この辺なら、おそらく半分くらいの人はゲームと言うのではないでしょうか?
つまり、ゲームの最低条件はこの辺にあるのではないのかと私は思います

最低条件をクリアしたので、もうちょっと発展させてみましょうか

限定ジャンケンよろしくそれぞれの手をカード化します、手札枚数5枚、組み合わせ自由
一度使ったカードは破棄、あいこなら手札に戻す
堅実な正確ならゲームに勝てるグーを2枚、それに対抗できるパーを2枚、細かい立ち回りで使うチョキ1
攻めるタイプならグー3枚にチョキ2枚でグーを主軸にしてチョキで揺さぶるゲームプラン
コントロール嗜好ならグー1パー3チョキ1で大ダメージを防ぎつつ相手の手を読んでグーで刺してダメージレースで勝つプラン
…なんていう風に人によって個性が出てきます、ここまで来れば一応ゲームと言っていいのではないのかと
面白いとまで行かなくても小銭かメモ帳があればできるので5分かそこらの暇潰しくらいには使えるのでは?

実際、この限定ジャンケンをどこまでも伸ばしていくとMTGになるのではないでしょうか?
トップメタ、アンチ、それのアンチがあり、デッキごとの相性差があり、読み合いもある

もう一つ、系統樹を遡ってライフ制から枝分かれするルートを思いつきました
とても単純な要素を追加します「負けた方は勝った方に100円支払う」

こうすると人の思考に欲望のフィルターがかかって単純な運ゲーでも大真面目に考えてしまいます
考える、そして負けて、勝つこともある、勝ち負けの正確な原因を考える意思は老人の咳払いみたいなもので、勝った負けたの叫びの中では消えてしまいます
日本の丁半博打など単純なギャンブルは世界中にあり、そして楽しめる人がいる
この100円制ジャンケンを発展させていくといずれその1つになるのではないでしょうか

ちなみに大抵の人は負けた時の100円より勝った時の100円の方がいくらか価値があるように感じます
その差が10円なら場所を提供して一戦ごとに8円を徴収しているのがいわゆる胴元と言われる人なのでしょう


多くのゲームはじゃんけんのような単純な遊びを発展させたものなので、発展の過程を想像するとそのゲームのいわゆる本質などと言われる物が見えてくるのではないかと思ったのでこういう日記を書きました
単純な物を愛して理解するのは複雑な物を理解して愛する手助けになると思います
おっぱい募金というものがあったらしい。
雑に説明するとエイズ対策に1000円募金するとおっぱい揉めるとか。
いい企画じゃないかな、うん。

当然色々反対されてる、穢れた金だとかそのへん。
金は金だと思うけどね、穢れた金でも金は金。

私が何かあって募金貰う立場になったら穢れてようがなんだろうがきっと高い方が嬉しいよ
主催団体やらが変わってピンハネの額が増えたのでは説も出た、でも私はピンハネも構わないと思う。
善意の一般人が1000万集めて1000万寄付するよりは企業が主催して1億集めて7000万寄付した方がいいんじゃないかな、善意の一般人というブランド価値が企業の影響力とノウハウに匹敵するなら別だけど。
国際社会の目がどうって話もあるけど、これが日本だから。
実際に騒がれてから日本的な対応すればいいよ。

この反感の根は性に対する嫌悪感から来ているので、噛みつける場所には全部噛み付こうとするだろうけど反対する人は何のための募金かって事は常に忘れないでいて欲しいな、本当に被害者のためになっているのはどちらのおっぱいかって。

健全である事は金儲けの上「だけ」に限ってはセールスポイントの1つ、それだけ。
―数カ月前
なんか遠くで騒いでるなあ…江戸しぐさ…捏造…ふーん
実際、日本で機能している権威って何も無いんだよね
宗教も皇室も持ちだしたらそこら中で、というか世界のあちこちでアナフィラキシーショック発生しちゃうね

今までその辺の変わりに道徳を強制してたのって基本的には周囲の圧力だし、こういう時代なら昔のマナーでっち上げるくらいしか手が無かったのかな?
劇薬なんだけど、よくもまあ使う気になったなあ…
他には、昭和…明治…戦時…武家…
うん、捏造込みでも美化して使えるのは江戸くらいかな…

あれ、改めて考えると唯一に近い選択肢?
政府主導で別の神輿作り直しても安全に機能するまで数十年はかかるしなあ
どうなるのかね、とりあえず江戸しぐさは潰れるのかな
今までの道徳教育でもなんとかなる感あるけど、さて

チクタク チクタク

―現在
何というか、未知の宗教って本当に難解だなあ、神学者の言葉とか禅問答だろ
めんどいけど権威のある聖典から読むしか無いのかな、めんどいけど…
最新の和訳でも19XX年かよ、ブッダファック
そういや権威で思い出したけど、あの問題ってどうなったんだろ、潰れたかな?

……ん?
あれって政府主導じゃなかったんだ

うわ、酷い

死ね!
そんなことよりエボラ先輩の方が大事だと思う
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1
特に目を引く記述
血液、体液、排泄物、死体等が感染源、基本的に空気感染はしない。
潜伏期間は通常7日程度(2日~3週間以上の場合も)、その期間中は感染力が無い。
発病は発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。
進行すると粘膜、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ死亡する。
死亡率50~90%
細胞膜の大部分が脂質なのでアルコールや石鹸等で消毒可能。
現状では対症療法で対応、ただし未承認の薬品やワクチンならいくつかはある、日本でも富士フィルムの傘下企業が開発してたりする、あの舌噛みそうな名前の薬。

WIKIのリンク辿りが楽しすぎてこれだけのまとめでもついでにナフタとかドライシャンプーとかの項目見て二時間近く遊べた、ソシャゲーやってる場合じゃ無いね。

以下、適当に独り言
現在の性質なら日本上陸しても、まあ日本全体で3ケタは死ななそう。
だけど、死体から感染するんでゾロアスターで鳥葬とかガンジス川で水葬とか揚子江で不法投棄すっぺとかされると国全体でドーン!して、そんで患者が超増えれば変異しやすく
…変異かあ、タイムリーだね、裏向きで2/2だと思って国境でブロックしなかったら国内で変異しちゃって13/13でしたーみたいな。
あー…そんで患者が増えれば変異する確率も増えるから空気感染でもするようになっちゃうと日本全体で3ケタというか世界全体の50~90%が死亡とかありうるね。
がんばれ富士フィルム。

日本の生活水準なら、まあ悪くても50%は生きそうかな?
ちょっとコインでも投げてみようか、はい裏出た人死亡ね。
変異して抗体効かなくなったりしたらコイン二枚投げて両方表の人以外は死亡ね。
二回変異したら3枚だからだいたい死亡、塩水の精霊かな?
あと私は3回変身を残しているとかだったら、ガチで文明崩壊待ったなし!
あ、今ので笑った人は危機感足りないんじゃないかな、私は爆笑しながら書いてます。

でも疫病って本当に派手だね、実際地球上の災害じゃ一番派手じゃないかな?
火山噴火で死んだ人間より天然痘で死んだ人間のが圧倒的に多そうだね。
というか人間の死因じゃ疫病がトップじゃないかな、インフルやエイズも含まれるんだから。
寿命で死ねる人ってガチで少ないし、事故とか内臓疾患とか意外と少ないしね。

ところでなんかすごい疫病が来年流行るとしたら何したい?私は地盤の安定した山の洞窟に、なんかすごく安定した絵の具……自分の血がいいかなあ、そいつで色々適当な落書きをして後世の人(人じゃないかもね)を混乱させたいです。

眠いから終わり、気が向いたら今回実践した楽しい食料備蓄についてでも書こうかな。

乾パンとかで済まそうとするホモガキは、窓際行ってシコれ。
注意:ここで話すFEZは私が現役でプレイしていた時代の物で、今のFEZとは別物です。

正式名称Fantasy Earth Zero
あのゲームは世界の縮図でした
私は非常に多くの事をこのゲームから学びました

ある大陸があり、そこに5つの大国があります、それらは互いに戦争を続けています。

ゲームを開始した「新米」プレイヤーはキャラクター作成時にいくつかの情報を元に自分が所属する国を選びます、国が戦う目的、国王の人柄、
そして人口と領土の範囲、つまり「国力」。

そしてその国の新米兵士となります、まず最初は首都近くの弱いモンスター狩りで基本操作を学びます。
次にそれより強いモンスターと戦い、次にそれより強いモンスターと戦い………
その過程で攻撃を避ける事や多数の敵と戦わないという事等の基本的な知識、そしてスキルの効果や硬直、攻撃範囲等の細かい事も学びます。
その辺を覚えた頃にレベルはおよそ15~20、プレイ時間にして3、4時間でしょうか?
これでいよいよ戦争に出る準備が整います、さあ出陣。

ここまでが彼ら「新米」の誰もが通る道です、大陸には彼ら「新米」が常に供給される現象が起きています。

そして大陸のどこかで戦争が始まります。
四角いフィールドが存在します、お互いの砦が大体マップのはじっこにあります。
戦争に必要な資源を採掘する場所があります、そして山や谷や橋等の地形があります、フィールドにはおよそこれくらいしかありません。

戦争が始まると砦から歩兵が吐きだれます、最大人数は両軍50人ずつです。
「新米」も「古参」も戦争への参加を希望すれば早いもの勝ちで入れます。
そう、基本的には参戦は平等なんです。

まず戦争には前線で戦う「歩兵」と資源採掘や施設の建造などを行う「裏方」の二種類の役目があります。
「新米」でもステータス的には2000円も投資すればほとんど最大値、真面目に戦争をすれば2,3日で最大値です、ただし立ち回りや各職業に求められる役割は相当に考えながら戦わないと覚えるまで非常に時間がかかるでしょう。
体感での戦闘力は、中堅の歩兵の強さを1とするなら新米は0.5程度、上級者なら1.2程度でしょうか、ステータスの差が小さく一回のアクションの硬直が極めて長いのでその程度の差です。
なので中堅3人と新米2人+上級者1人が戦えば3vs2.5で後者が敗北し、中堅3人と新米1人+上級者2人なら3vs2.9でトントンといった所です。
「裏方」も同じですがこちらは経験より知識が求められるので難易度は低いです、WIKIを一通り読み、裏方のまとめ役を何度か経験すれば中堅の裏方と言ってもいいでしょう。

そして、ここからがこのゲームの非常に良く出来ている所で、最初の方で申しましたように大陸には常に「新米」が供給され続けています。
彼一人が戦争に入るということは、制限のある50人の枠を1人分潰すという事で、彼が歩兵に行けば、先ほどの戦闘力に当てはめて相手が全員中級者だと仮定するなら、彼の未熟をカバーするために上級者二人が必要になるという事です。

「新米」を目障りなのでどんどん国から追放すれば戦争には勝てるでしょう、それを実践した国も存在します。
けれど、経験者はいずれ引退します。
その結果、その国は過疎が進行し爆発しました、他人事に感じませんよね?

そのため国を維持するためには新米への教育を継続して行っていく事が必要です、早く成長すればその分他の人への負担が減ります、しかも新米が中堅になる事は中堅が上級者になる事より簡単です。
その際に新米が将来人を教育できるような教育ならなお良いです、数年に渡り高い国力を維持している国は全てその辺の技術継承が上手にできています。
なぜなら、最初にプレイヤーが自分の国を選択する際に「国力」も参考にできると言いましたね。
ということは、教育が上手くいって国力が増大するとそれに合わせて新米の数も増えるのです、人数が多くても質の悪化で戦争に勝てず国力が落ちる現象が起きます、そのため新しい教師役も供給できるような教育が必要になるのです、残念ながらそれができなかったため国力が増大してバランスが崩れ、爆発した国も存在します。

その他にも、国力の高い国に移民して好き放題に動く「イナゴ」やキャリアがあり発言力があるのに能力が無い「老害」、そして国同士の昔からの因縁等、さまざまな要素が国力を変動させます。
私はその複雑さが大好きで、何か国力の変動が起きるたびにあっちこっちに顔出してゴシップ収集したり、自国に問題が起きそうなら積極的に解決に動いたり、逆に高みの見物を決め込んだりと楽しく遊ばさせていただきました。

特に私が惹きつけられたのは、人が持つ「欲望」でした、匿名性があるため現実のそれより非常に野蛮で、私はそれが人や部隊や国を突き動かし、他の人や部隊や国をミンチにするのを眺める事が大好きでした、まるで巨大な焚き火から目が離せなくなるように。
おそらくFEZで匿名の皮を被った人間達が起こす現象より感動的で勉強になる事には今後それほど出会えないでしょう。

けれど、FEZはバランスの崩壊により変わりました。

人間を暑苦しく薄汚く突き動かしていたのは、実はゲームに対する綺麗な愛情でした。
人間は欲望を、綺麗な言い方をすれば夢や希望や熱意を失っていきました。
やがて勝ち負けに拘らなくなり、mob狩りのような戦争を繰り返すようになりました。
私は欲望を失ったFEZを去りました、エルズペスが輝きを失ったバントを去ったように。
バランス型予想外デッキが言葉に尽くせないほど微妙だったので、突き抜けてみた

まず基本パーツの12枚を入れてから考える
4《予想外の結果/Unexpected Results(GTC)》
4《全知/Omniscience》
3《無限への突入/Enter the Infinite(GTC)》


次に時間を稼ぐためのリセットを6枚入れる
4《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
2《終末/Terminus》

そして時間を作るためのマナブを9枚
4《遥か見/Farseek(M13)》
4《東屋のエルフ/Arbor Elf》
1《終わりなき休息の器/Vessel of Endless Rest》

デッキの潤滑油を6枚
2《索引/Index(M13)》
2《回収/Reclaim》
2《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》

全知予想外後のコンボパーツ5枚、できるだけ全知前にも腐りにくい物を優先させています
1《時間の熟達/Temporal Mastery》
1《第二の日の出/Second Sunrise》
2《古術師/Archaeomancer》
1《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
土地以外のスペル合計37枚

土地を森優先で24枚、一部コンボパーツにも仕様
4《繁殖池/Breeding Pool(GTC)》
4《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
4《寺院の庭/Temple Garden(RTR)》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M13)》
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
1《平地/Plains》
1《島/Island》
1《森/Forest》
1《聖遺の塔/Reliquary Tower(M13)》
1《錬金術師の隠れ家/Alchemist’s Refuge》
合計61枚

まず適当にブースト、索引を併用したりして手札を充実させる
4マナ以上溜まったらリセットを相手が黙るまで索引や回収で連打する、回収から終末なら古術師で回収を回収してもう1セット(古術師はボトムに送っても問題無し)
今度は予想外をリセットと同じ要領で連打、全知が出たら突入を頑張って調達してプレイしてコンボスタート
古術師二枚+評決+第二の日の出+幽霊街で相手の場はアヴァシンでもいない限り更地になるので、偏執狂+熟達勝利

パーツのどれかが無ければ、隠れ家起動から偏執狂を色々な手段で守って(殺して釣り上げたり回収したり山札の底に送ってから引いたりして)勝利
偏執狂が無いなら、先の古術師ループを毎ターン行い東屋や古術師でペチペチ殴る
複数のパーツが無くても隠れ家と全知と回収があるなら適当にどうにかなると思います
もし突入が先にめくれたら、トップに熟達で返しに追加ターン+器で適当に一枚戻し全知をディスカードする
そして追加ターンで回収でデッキを全知1枚にして予想外で踏み倒す

もしかして偏執狂いらないのかな?まあ脳内構築だしどうでもいいか

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