【ネタバレ注意】自選・声に出して読みたい日本語 泉鏡花「歌行燈」
2015年11月28日 読書その中の一場面が本当に見事なので紹介、読みやすいように少しだけ変えました
まずは拙作ですがあらすじからどうぞ
少しの空白の後に本文です
―――
明治の東海道、桑名の停車場に下りた二人の老人、捻平(ねじべい)と小父者(おじご)
取った宿の湊屋(みなとや)に芸者を呼ぶが新兵の送別会と被り芸者がいない
折角来たのだから地元の唄が聞きたい、素人でもいいから呼んでくれと言って呼ばれたのが、役立たずと送別の宴から追い出されたお三重
酌や三味線の1つもできないと落ち込むお三重を慰める二人と女中のお千
けれど舞の真似事なら出来るというお三重、それならばとやらせてみた
その舞の見事な事、捻平は遮り言った
「なるほど、その舞を教えた者には心当たりがある、その舞に合わせたら並の謡は木っ端だし宴も魔性に凍るだろう」
そう言って笑い、手荷物から風呂敷を1つ、厳かに引き寄せ膝の上に置き…
膝で解く、その風呂敷の中を見よ。
土佐の名手が画いたような、紅い緒の糸、立田川、月の裏皮、表皮。
玉の鼓を打つやうつつに、天人までも届くよう、『雲井』と銘ある秘蔵の塗胴。
老の手捌き美しく、錦に梭を投ぐるよう、さらさらと緒を緊めて、火鉢の火に高く翳す、と
……呼吸をのんで驚いたように見ていたお千は、思わず、はっと両手を支いた。
芸の威厳は争われず、この捻平を誰とかする、七十八歳の翁、辺見秀之進。
近頃孫に代を譲って、雪叟とて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
いざや、小父者は能役者、当流第一の老手、恩地源三郎、すなわちこれ。
この二人は、侯爵津の守が、参宮の、仮の館に催された、一調の番組を勤め済まして、あとを膝栗毛で帰る途中であった。
――――
「赤い緒」と「からくれないの竜田川」を重ねる所や天人に雲井の銘を重ねる捻り具合
明治の作品なのに読んでいて平成の耳を幸せにさせるキレの良さ、本当に綺麗
本文を引き立てるためお気に入りのここだけ紹介しましたが、他にも見どころのいっぱいある名作です
なお、今回使用した本文は青空文庫さんより拝借しました、管理人やボランティアの人達に感謝いたします
原文もそちらで読めるのでよければどうぞ
まずは拙作ですがあらすじからどうぞ
少しの空白の後に本文です
―――
明治の東海道、桑名の停車場に下りた二人の老人、捻平(ねじべい)と小父者(おじご)
取った宿の湊屋(みなとや)に芸者を呼ぶが新兵の送別会と被り芸者がいない
折角来たのだから地元の唄が聞きたい、素人でもいいから呼んでくれと言って呼ばれたのが、役立たずと送別の宴から追い出されたお三重
酌や三味線の1つもできないと落ち込むお三重を慰める二人と女中のお千
けれど舞の真似事なら出来るというお三重、それならばとやらせてみた
その舞の見事な事、捻平は遮り言った
「なるほど、その舞を教えた者には心当たりがある、その舞に合わせたら並の謡は木っ端だし宴も魔性に凍るだろう」
そう言って笑い、手荷物から風呂敷を1つ、厳かに引き寄せ膝の上に置き…
膝で解く、その風呂敷の中を見よ。
土佐の名手が画いたような、紅い緒の糸、立田川、月の裏皮、表皮。
玉の鼓を打つやうつつに、天人までも届くよう、『雲井』と銘ある秘蔵の塗胴。
老の手捌き美しく、錦に梭を投ぐるよう、さらさらと緒を緊めて、火鉢の火に高く翳す、と
……呼吸をのんで驚いたように見ていたお千は、思わず、はっと両手を支いた。
芸の威厳は争われず、この捻平を誰とかする、七十八歳の翁、辺見秀之進。
近頃孫に代を譲って、雪叟とて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
いざや、小父者は能役者、当流第一の老手、恩地源三郎、すなわちこれ。
この二人は、侯爵津の守が、参宮の、仮の館に催された、一調の番組を勤め済まして、あとを膝栗毛で帰る途中であった。
――――
「赤い緒」と「からくれないの竜田川」を重ねる所や天人に雲井の銘を重ねる捻り具合
明治の作品なのに読んでいて平成の耳を幸せにさせるキレの良さ、本当に綺麗
本文を引き立てるためお気に入りのここだけ紹介しましたが、他にも見どころのいっぱいある名作です
なお、今回使用した本文は青空文庫さんより拝借しました、管理人やボランティアの人達に感謝いたします
原文もそちらで読めるのでよければどうぞ
【読感】眠れない一族
2015年6月15日 読書副題
食人の痕跡と殺人タンパクの謎
あらすじ
ぐぐれ
タンパク質の異常による病気、いわゆるプリオン病は唐突に発症する事もあり、遺伝や感染することもあるといった従来の病気では起こり得ないような動きをする。
これはプリオンが突然変異で発生し、周囲のタンパクを自分と同じ形に作り変えて病気が進行し、時に感染することもあり(スクレイピー、クール―病、クロイツフェルト・ヤコブ病)、またプリオンを生成する遺伝子もあるので遺伝する事もある(致死性家族性不眠症)、みたいな内容…?(適当
発見するまでの科学者達のドロドロしたドラマが中々面白かった、ガイジュシェック兄貴のフリーダム東南アジア乱交生活とか、俗物一代成り上がり記とか。
自分で増殖するタンパクとかそりゃ原因特定まで大変だよね、ステーキの上に目玉焼き載せて、一年放置したら全部目玉焼きになってたみたいな事だし。
不活性化する決定的な手段が無いって結構ぞっとする、灰にしても無理かもみたいな世界だってさ。
糖尿病等の遺伝的要因も関係する病気はプリオンが関係しているのではないかという説はとても面白かった、言われてみれば遺伝でも生活習慣でも発生するって性質は似てる。
もしかして老衰だって将来的には病気扱いになるのかもね、みんなが老いるなら異常とは思わないし。
ちなみに日本人の遺伝子は大半がホモ接合体だから狂牛病等を含めたプリオン病への耐性低いんだってさ、ホモは帰ってくれないかなんて言ってる場合じゃないよ?
イギリス人は多くがヘテロ接合体で、こっちは耐性あるんだってさ、ホモでもヘテロでも長所短所の差は他にほとんど無いのに、なんで割合の差が違うんだろうね?
唯一の長所は…
つまり、遥か昔に……
そしてタイトルに繋がると、綺麗にまとまったね。
ところで本能というものは、実際の所動物にとっての良い事と悪い事を判断してくれなくて、良い事を本能的にする動物が生き残ったから、現代では良い事を本能的にする動物ばかりになったそうな。
食人はほとんどの文明で禁止され、そして多くの人が本能のレベルで食人を忌避するのは過去に食人が原因のプリオン病の蔓延による淘汰があった事とやっぱり関係があるのでは?
特に意味のない暴力やカニバリズムを多くの人が避けるのは、やっぱり原因があったからなのかなあと思いました、人間の道徳というものは、もしかしたらほとんどが人間が猿だった頃から作られてきたのかもね。
食人の痕跡と殺人タンパクの謎
あらすじ
ぐぐれ
タンパク質の異常による病気、いわゆるプリオン病は唐突に発症する事もあり、遺伝や感染することもあるといった従来の病気では起こり得ないような動きをする。
これはプリオンが突然変異で発生し、周囲のタンパクを自分と同じ形に作り変えて病気が進行し、時に感染することもあり(スクレイピー、クール―病、クロイツフェルト・ヤコブ病)、またプリオンを生成する遺伝子もあるので遺伝する事もある(致死性家族性不眠症)、みたいな内容…?(適当
発見するまでの科学者達のドロドロしたドラマが中々面白かった、ガイジュシェック兄貴のフリーダム東南アジア乱交生活とか、俗物一代成り上がり記とか。
自分で増殖するタンパクとかそりゃ原因特定まで大変だよね、ステーキの上に目玉焼き載せて、一年放置したら全部目玉焼きになってたみたいな事だし。
不活性化する決定的な手段が無いって結構ぞっとする、灰にしても無理かもみたいな世界だってさ。
糖尿病等の遺伝的要因も関係する病気はプリオンが関係しているのではないかという説はとても面白かった、言われてみれば遺伝でも生活習慣でも発生するって性質は似てる。
もしかして老衰だって将来的には病気扱いになるのかもね、みんなが老いるなら異常とは思わないし。
ちなみに日本人の遺伝子は大半がホモ接合体だから狂牛病等を含めたプリオン病への耐性低いんだってさ、ホモは帰ってくれないかなんて言ってる場合じゃないよ?
イギリス人は多くがヘテロ接合体で、こっちは耐性あるんだってさ、ホモでもヘテロでも長所短所の差は他にほとんど無いのに、なんで割合の差が違うんだろうね?
唯一の長所は…
つまり、遥か昔に……
そしてタイトルに繋がると、綺麗にまとまったね。
ところで本能というものは、実際の所動物にとっての良い事と悪い事を判断してくれなくて、良い事を本能的にする動物が生き残ったから、現代では良い事を本能的にする動物ばかりになったそうな。
食人はほとんどの文明で禁止され、そして多くの人が本能のレベルで食人を忌避するのは過去に食人が原因のプリオン病の蔓延による淘汰があった事とやっぱり関係があるのでは?
特に意味のない暴力やカニバリズムを多くの人が避けるのは、やっぱり原因があったからなのかなあと思いました、人間の道徳というものは、もしかしたらほとんどが人間が猿だった頃から作られてきたのかもね。
久しぶりの漫画ジャケ買い
2015年3月8日 読書
ふおお!?真鍮義手だ!!細くてツヤツヤで超かっこいい!!
他のデザインもめっさ好み、表紙見て即購入したのって宝石の国以来かな?
興奮し過ぎてスチームパンクの作品集も買っちゃった、クラシックがモチーフだし無駄な物をぐちゃぐちゃ付けないしであまりスチームパンクじゃないのかもしれないけれど、そこはそれで
あー、本当いいな、これがカラーの時だけ雑誌買いたいなあ
内容は、まあ、悪くはないよ?
他のデザインもめっさ好み、表紙見て即購入したのって宝石の国以来かな?
興奮し過ぎてスチームパンクの作品集も買っちゃった、クラシックがモチーフだし無駄な物をぐちゃぐちゃ付けないしであまりスチームパンクじゃないのかもしれないけれど、そこはそれで
あー、本当いいな、これがカラーの時だけ雑誌買いたいなあ
内容は、まあ、悪くはないよ?
【糞文】読了 イスラーム 生と死と聖戦
2015年2月26日 読書注意:さっぱり文章練れてません、考えとかその辺も全部、読み辛くてごめんなさい
本当は他の宗教を齧ってから読みたかったけど、そんな悠長な事言ってられなそうなので駆け足で勉強始める事に。
想像以上に違いすぎて困るってのがざっくり読んだ第一印象、そもそも日本語だとイスラムについて正確に説明できないんじゃないかな、実際著者も日本語の神とアッラーは意味違うって言ってたし。
とりあえずの対応として、ひとまずは徹底して関わらない、批判しない肯定しない迫害しない協力もしない、で適当に時間稼いで…2、3年かな?当分はあの辺の国と戯れてるだろうし、その辺からの要請はのらくらとかわして、その間に勉強して対応を決めたほうがいいんじゃないかな。
腰が重くて優柔不断なのが長所だからね!こういう時に活かさないと!
その後の2,3年がこの先数百年の歴史を決めそうな感あるから、少なくとも初歩だけでも学んで、専門家的な人達が難し目の話をしても理解できるようにしといたほうがいいんじゃないかな?
ところでこの本の著者なんだけど日本人のムスリムで東大イスラム学科の1期生、そんで卒業後速入信っていうガチムチな人。
そんで去年に北海道の大学生がさあ……アレだよ、アレ、それの教授。
ガチムチなのにニンジャスレイヤーが好きって何だそれ、その辺は切り離して考えられる人って事なのか。
本の内容だけど、徹底して一人のムスリムの正直な主張を述べてくれてるので向こうを知るための第一歩としては悪く無いんじゃないかな?
少し言いたいこと言い過ぎてる感はあるから、別の場所で雑学レベルでもイスラムについて知ってからでもいいかもしれないけど。
イスラムは法律とよく言うけど、なるほどねって感じ、厄介なのは個人で聖典を解釈する事が宗教活動の一つだから相当色々な派があるようで、その、なんだ、深い。
何が言いたいかっていうと、異質な上に深過ぎて私がすぐに飲み込める範囲を超えてるって事ですよ!
頭痛い!解散!
本当は他の宗教を齧ってから読みたかったけど、そんな悠長な事言ってられなそうなので駆け足で勉強始める事に。
想像以上に違いすぎて困るってのがざっくり読んだ第一印象、そもそも日本語だとイスラムについて正確に説明できないんじゃないかな、実際著者も日本語の神とアッラーは意味違うって言ってたし。
とりあえずの対応として、ひとまずは徹底して関わらない、批判しない肯定しない迫害しない協力もしない、で適当に時間稼いで…2、3年かな?当分はあの辺の国と戯れてるだろうし、その辺からの要請はのらくらとかわして、その間に勉強して対応を決めたほうがいいんじゃないかな。
腰が重くて優柔不断なのが長所だからね!こういう時に活かさないと!
その後の2,3年がこの先数百年の歴史を決めそうな感あるから、少なくとも初歩だけでも学んで、専門家的な人達が難し目の話をしても理解できるようにしといたほうがいいんじゃないかな?
ところでこの本の著者なんだけど日本人のムスリムで東大イスラム学科の1期生、そんで卒業後速入信っていうガチムチな人。
そんで去年に北海道の大学生がさあ……アレだよ、アレ、それの教授。
ガチムチなのにニンジャスレイヤーが好きって何だそれ、その辺は切り離して考えられる人って事なのか。
本の内容だけど、徹底して一人のムスリムの正直な主張を述べてくれてるので向こうを知るための第一歩としては悪く無いんじゃないかな?
少し言いたいこと言い過ぎてる感はあるから、別の場所で雑学レベルでもイスラムについて知ってからでもいいかもしれないけど。
イスラムは法律とよく言うけど、なるほどねって感じ、厄介なのは個人で聖典を解釈する事が宗教活動の一つだから相当色々な派があるようで、その、なんだ、深い。
何が言いたいかっていうと、異質な上に深過ぎて私がすぐに飲み込める範囲を超えてるって事ですよ!
頭痛い!解散!
じわじわ勢力増えつつある人外ジャンルだけど最高峰の一つはこれだと思う、1962年発表って嘘だろって感じ
安部公房の作る灰色で陰鬱な空気がとても好きで一年半に一回くらい読みたくなる、ずっと昔に買ったけどサルベージするのが面倒だから再購入
適当にググったら朗読のドラマCDがつべに上がってた、読み直したら後で聞こうっと
安部公房の作る灰色で陰鬱な空気がとても好きで一年半に一回くらい読みたくなる、ずっと昔に買ったけどサルベージするのが面倒だから再購入
適当にググったら朗読のドラマCDがつべに上がってた、読み直したら後で聞こうっと
【小並読感】骨から見る生物の進化
2015年2月9日 読書初投稿です、よろしくお願いします
読感要素は無いです
共進化とは、例えば肉食動物と草食動物の生存競争の結果、どちらも次第に足が早くなっていくような進化だそうです。
この本でもそれなりのページを共進化の説明に割いてますけど、私が何よりも共進化を感じたのはそこでは無く、本の中でも何度か仄めかされた、現代で言うところのネオダーウィニズムとインテリジェントデザインの争いでした。
聖書の天地創造とダーウィンの『種の起源』の対立が有名ですがそれ以前も随分色々とあったようですね。
動物の一匹一匹が食うか食われるかの競争をするように、狼を犬にしたのは神か人かという意見の対立があったり、それらの思想が「進化」して現代進化論とID説になったりと、本当に生存競争と思想の対立は似ています。
草原の哺乳類が主に足の速さを武器に繁栄してチーターからシマウマまで多様な種分化をしたように、人間は主に知性を武器にして繁栄した生物なので、宗教、社会制度、趣味、その他色々な思想の違いで対立が起きるのは仕方無い部分もあるかもしれません、インディアン嘘つかないしインドカレーも食えない、慣れれば食えない事も無い、みたいな。
ちなみに同種か異種かの違いは生殖の可不可、あるいは産まれた子の生殖能力の有無で分けるそうです、人種が違っても生物学的には余裕で同種なのに思想が違うから生殖できなくて実質異種って事はありそうですね、なんだか人間が偉くなったような気がします、実際はただ縄張りが違うだけなのでしょうけど。
そうそう、思想的に異種で思い出したけど、イスラム教の女性が着てるアレって目だけが強調されて私はすごく好きです。
かわいいムスリムのjkをからかってアッラーアクバル!とか言われながら叩かれたいです。
ほらよくやってるじゃないですか、独裁者なんかの肖像画を、靴とかで、あんな風に。
さて、思想の共有、あるいは交雑が進む現代ですが、もしも人間の思想がほぼ統一されたら恐らくは縄張りの無い平和な世界になるのでしょう、私としては恨み・争い・殺し合い等の無い世界なんて吐き気がするほど嫌ですが、まあ私が生きているうちはそんな事にはならないでしょうね、そんな世界は革命的な発想や世界大戦ではなく、とってもSFチックな方法でしか作れないと思います。
平均的な種の寿命は500万年~1000万年程度らしいので、それまでにはそんな世界が来るのかもしれません。
次の一呼吸を終える頃には死んでしまう私達ですけど、それまでは次以降の世代の事でも考えて生きるのも良いのかも。
無いな、まず自分の事だ、靴とかで…
読感要素は無いです
共進化とは、例えば肉食動物と草食動物の生存競争の結果、どちらも次第に足が早くなっていくような進化だそうです。
この本でもそれなりのページを共進化の説明に割いてますけど、私が何よりも共進化を感じたのはそこでは無く、本の中でも何度か仄めかされた、現代で言うところのネオダーウィニズムとインテリジェントデザインの争いでした。
聖書の天地創造とダーウィンの『種の起源』の対立が有名ですがそれ以前も随分色々とあったようですね。
動物の一匹一匹が食うか食われるかの競争をするように、狼を犬にしたのは神か人かという意見の対立があったり、それらの思想が「進化」して現代進化論とID説になったりと、本当に生存競争と思想の対立は似ています。
草原の哺乳類が主に足の速さを武器に繁栄してチーターからシマウマまで多様な種分化をしたように、人間は主に知性を武器にして繁栄した生物なので、宗教、社会制度、趣味、その他色々な思想の違いで対立が起きるのは仕方無い部分もあるかもしれません、インディアン嘘つかないしインドカレーも食えない、慣れれば食えない事も無い、みたいな。
ちなみに同種か異種かの違いは生殖の可不可、あるいは産まれた子の生殖能力の有無で分けるそうです、人種が違っても生物学的には余裕で同種なのに思想が違うから生殖できなくて実質異種って事はありそうですね、なんだか人間が偉くなったような気がします、実際はただ縄張りが違うだけなのでしょうけど。
そうそう、思想的に異種で思い出したけど、イスラム教の女性が着てるアレって目だけが強調されて私はすごく好きです。
かわいいムスリムのjkをからかってアッラーアクバル!とか言われながら叩かれたいです。
ほらよくやってるじゃないですか、独裁者なんかの肖像画を、靴とかで、あんな風に。
さて、思想の共有、あるいは交雑が進む現代ですが、もしも人間の思想がほぼ統一されたら恐らくは縄張りの無い平和な世界になるのでしょう、私としては恨み・争い・殺し合い等の無い世界なんて吐き気がするほど嫌ですが、まあ私が生きているうちはそんな事にはならないでしょうね、そんな世界は革命的な発想や世界大戦ではなく、とってもSFチックな方法でしか作れないと思います。
平均的な種の寿命は500万年~1000万年程度らしいので、それまでにはそんな世界が来るのかもしれません。
次の一呼吸を終える頃には死んでしまう私達ですけど、それまでは次以降の世代の事でも考えて生きるのも良いのかも。
無いな、まず自分の事だ、靴とかで…
【小並読感】骨から見る生物の進化、途中
2015年2月1日 読書これで4000円は実際安い
生物学は義務教育レベルでしか知らないけど読みやすく書いてくれてるから問題無い
付録の用語説明が染色体から乗ってるのも嬉しい
題名の通り骨格標本の写真と一緒に進化の事について語ってくれるんだけど、この写真が遥かに良い
例えば各種の水棲哺乳類についての話、それぞれの泳ぎ方の説明だけど
要約すると、ラッコは身体を波打たせるように泳ぐ
そして、アザラシはひれ肢を上下させて泳ぐ、とある
そして写真を見る
ラッコは脊椎の中で腰椎(ぽんぽんのあたりの背骨)が太くなってるけど手足の骨が細く小さい
アザラシは脊椎の太さは一定だけど手足の骨が太く大きい
ラッコが腹踊りみたいな動きで海中をくねくね泳ぐ所が目に浮かぶでしょ?
こんな感じで生態を感覚的にで理解できるって仕組み
細かい感想は読み終わってからまた、今回は紹介だけ
安い、安い、実際安い
現在レンタル予約1名
生物学は義務教育レベルでしか知らないけど読みやすく書いてくれてるから問題無い
付録の用語説明が染色体から乗ってるのも嬉しい
題名の通り骨格標本の写真と一緒に進化の事について語ってくれるんだけど、この写真が遥かに良い
例えば各種の水棲哺乳類についての話、それぞれの泳ぎ方の説明だけど
要約すると、ラッコは身体を波打たせるように泳ぐ
そして、アザラシはひれ肢を上下させて泳ぐ、とある
そして写真を見る
ラッコは脊椎の中で腰椎(ぽんぽんのあたりの背骨)が太くなってるけど手足の骨が細く小さい
アザラシは脊椎の太さは一定だけど手足の骨が太く大きい
ラッコが腹踊りみたいな動きで海中をくねくね泳ぐ所が目に浮かぶでしょ?
こんな感じで生態を感覚的にで理解できるって仕組み
細かい感想は読み終わってからまた、今回は紹介だけ
安い、安い、実際安い
現在レンタル予約1名