大英博物館展レポ
大英博物館展レポ
大英博物館展レポ
行ってきました、科博の大英博物館展
激混みするから早めに行きたかったけどいつものように寝坊、重課金電車で11時くらいに到着した時にはもう80分待ち、事前知識を仕入れるために購入した本で待ち時間を潰す

「頭骨コレクション――骨が語る動物の暮らし :福田 史夫(著)」
頭骨好きの教授さんが、実体験も交えつつ初心者にもわかりやすく頭骨のことを解説してくれる本
とても面白くて難易度も丁度よかったです、骨に興味のある人はここから入ってもいいかも
今回の日記に活かさせてもらいます

まずは、今回一番見たかったモアの骨格標本の感想から

ダチョウの従兄弟的な生物だけど、生息域に天敵がいないせいか全体的にダチョウよりガチムチ体型
特に脚が凄い、まるで歩行型ロボットに鶏が座っているように見える
骨は正直なので、きっと生前のモアはダチョウのように素早く走るよりも、象のように悠々と闊歩していたのでしょう
大型草食動物のニッチに収まっていたのかな

写真右上の、いわゆる「普通の鳥」の骨格をご確認、鳥が飛ぶための筋肉は体重の2~4割ほどもあり、それを胸骨板(文字通り、胸に付いている板)に繋いで動かしています
もちろんモアは飛ばないので胸骨板もかなり退化しています
それどころか腕が無い、結構ガン見したけど痕跡らしきものも見つかりませんでした

また、鳥の骨は飛ぶために限界まで軽量化がされているけれど、モアの頭蓋骨は分厚くいかにも頑丈
以前、干からびたコウモリを拾った時に消毒液ぶっかけてカッターであちこち切って調べたことがあります
その時印象深かったのが、頭蓋骨がとても薄くて脆い事で、飛ぶことにはちゃんとデメリットがあるんだなあと関心しました
ちなみにコウモリは世界最小クラスの哺乳類だそうです、その上で飛ぶために進化しているのだから薄っぺらくて当然ですよね
その反対にモアの頭骨がやたらと頑丈そうなのは同種との喧嘩にでも対応したのかも、天敵がいないと同性や同種がある意味で天敵になりますから

鳥のようで鳥じゃない、ダチョウとも結構違う
あえて言えば恐竜に近い、そんな特殊な鳥
今までの鳥のイメージが変わります、これは必見ですよ


それ以外で目を引いたのはいくつもあるけれど、3つだけ紹介します

三枚目左上、オオナマケモノの口
オオナマケモノの骨格自体かなりの見もので、ほとんど鎧のように厚く広く立派な骨です
でも歯は正直ですね、犬歯らしきものは見えますが大半は太い臼歯で、植物の根が主食という説に説得力を与えています

左下、ペンギンの剥製
なんだかとてもシュールで気に入りました
今の剥製は美術品としての性質もあるけれど、昔の剥製は資料としての性質が強かったようで、どれも死体そのままのようなポーズです
目玉もガラス玉じゃなくてただの綿か何かみたい
これを持ち帰ったイギリスのチームの経歴が、またなんとも切なくて…

右、猫のミイラ
猫好きで有名なエジプト文明より
ちゃんと顔も書かれていて猫好きな人なら親近感を持つのでは?
数千年前の一般庶民のお絵かきセンスも見える微笑ましい一品

ついでに、写真には撮らなかったけど、象の歯の化石について
展示されている化石をよくみると先の方がすり減っていて、使い込まれた工具のような印象を受けると思います
象の歯はサメの歯と少し似ていて、後ろから前へ押し出されるようにして新しい歯が次々に生えてきます
だからすり減り方に違いがあるんです、立ち止まって見る余裕があればよく観察してみると面白いと思います

以上で雑ですがレポを終わりにします
激混みなので、可能なら平日の早くや遅くに行ったほうがいいかも
色々な物が見れて面白いです、あなたの価値観に響く何かがありますように
けものかわいくてすごいかわいいし、やばい
体つきがやけにすけべ、すごいやばい
あと退廃感がやばい、すごい
うごきがモデルのアレにちかいのすごい、かわいい
みんなやさしくてすごい、たのしい
上映館が少ないので片道で2時間と少々、往復で5時間、その価値は圧倒的にあった
見終わった後の、あの独特の感動、例えるなら晴れやかに迎えた月曜日の朝のような
もしかしたら新しく単語を作るべきなのではないかという気もしてくる、それくらい表現が難しい良さ
戦争という時代の人達をまっすぐ表現する事は、政治的な心情が絡むのでなかなか難しい
それを成し遂げているので、その感想を書く事も同様に難しいのかなと思う
本当に、真面目に書こうとするほどつまらない感想になる、狂いそうなほど良いのに

私が今まで見たあらゆるものの中でかなりの上位に食い込むくらい良いです、強くお勧めします
http://www.comic-ryu.jp/_kumika/index.html
2話まで見れるよ

まず欲望の部分が「ええやん、おもろいやん」って言った

次に理性が「これは必ずしも良い行いとは言えない、一定の貯金が出来るまでは贅沢を覚えさせるべきでは無いし多文化共生が求められる世界観では生き物は口から食事するべきという考えを押し付ける行動は軽率に過ぎる」というノリで長々と話し出す

途中で別の部分の理性が「幸福とは?少なくとも身を崩さない程度の良い食事を否定する事が幸福に結びつくとは思えない」とか言って反論のような事を言い出す

最後に理性の別の部分が「別にいいけど、そういう事考えて楽しむように書かれてなくない…?SF要素のあるラブコメじゃない…?」と穏やかに場を静めて終わった

その間中、欲望のあちこちは「ええやん」「な?結構ええやろ?」「ええな」とずっと喋ってた
【ステマ】りっく☆じあ~す雑感
【ステマ】りっく☆じあ~す雑感
【ステマ】りっく☆じあ~す雑感
二人目のボスを倒したのでそろそろ書く、今の編成は一枚目の通り

公式ツイッター
@rickg_staff

公式HP
http://rickg.earth/

あらすじ:火山から(中略)特殊生物(中略)日本壊滅

ゲームシステム:SRPG版の艦これ

自軍ユニットは大まかに二種類、各地の駐屯地を擬人化した駐屯地娘(以下豚娘)と武器娘

豚娘は敵の鹵獲が可能で工兵的な役目、低火力で低装甲だけど回避で頑張るタイプ、対空火力は強め
気をつけないと結構あっさり爆発四散する
マップをクリアすると手に入る

武器娘は殴り要員、武器の種類によって射程とか色々あるけれど大体はレベルを上げた戦車で殴れば解決する
マップクリアで出ないけど代わりに建造と鹵獲で手に入る
ただし建造材は武器作成や他にも色々使うので不足しがち、なので武器娘は鹵獲で調達する事が多い、まさに亡国の軍隊

鹵獲についてだけど、瀕死の敵を豚娘で殴ると1割弱程度の確率で鹵獲できる
敵軍はマグマ軍って名前なのですごくポケモン感ある
撃破すると捕まえられないのでダメージ通らない武器でぺちぺちするのがポイント

戦車で蹴散らして瀕死の女性を集団で囲んで麻酔銃を連射して捕獲する絵は犯罪そのものだし奴隷商人感溢れる(二枚目)
捕まえた兵士は戦わせるより共食いさせる事の方が多い、多分この世界の自衛隊はキャピタル・ウェイストランドでもやっていける、しかもレイダー側で

tips
・大人の事情で大破グラが全体的に過激(3枚目上半分)、敵側はなんか別方向で過激(3枚目下半分)
・10式戦車、通称10式ガンダムが強すぎて使うと一気にヌルゲーになる、しかも結構序盤から作れる
・レベルで上がるステータス上限が高いから育てるとどのキャラでも一線級にはなれる
・ほとんどのプレイヤーが初見で驚愕する岐阜ちゃん
・経験値効率は演習が圧倒的だけど一日の回数制限あり
・資源の時間回復が多くて任務でも結構な量が手に入るから資源不足にはあまりならない
多分これじゃないかな
江本 創(エモト ハジメ)「幻想標本博物館」
http://sow.ggnet.co.jp/
個展が1月23日(土)~2月5日(金)、開催する青木画廊も方向性が独特で興味深い所だね

ツイッターではこの2つから情報得てる 、どっちも運営してるサイト面白い
plginrt-project
@plginrt
インターネットミュージアム事務局
@InternetMuseum
異端審問――大国スペインを蝕んだ恐怖支配

スペインとポルトガルで起きた、ある社会現象…災害かな?人災の方が正確なんだけど、なんというかそれだと小さい気がする
人の性質が起こす災害、人災だけどやっぱり人災では足りない


最初は小規模な物だった、イスラム教からの改宗者のうちの、いわゆる隠れムスリムを取り締まり始めた
民衆の中には難色を示す者もいた、けれど恐怖による統治が巧みなため制度は止まらず、資産没収を主な財源にした官僚組織となって政治を蝕んでいった
教皇庁も停止令を出した、けれど異端審問所はスペイン王家にとってもその時は有用だったため撥ねつけた

民衆の告げ口やスパイ網の整備、それにともなう財産没収の収入拡大で異端審問所はさらに肥大化していった

最終的にほぼ全てのイスラム改宗者を迫害した結果、彼等は農業従事者の大半であったので貴族の荘園は荒廃した
迫害は次の敵を求めて延焼していく、ユダヤ教からの改宗者、異端とされたキリスト教の多くの派閥、フリーメーソン、男色家
そして、先祖にそれらがいないと「証明できなかった者」に及んだ

民衆は、次第に自分たちが迫害されないように他の人間を異端扱いすることを始め、暴走を始めた
暴走による犠牲は富裕層や知識人階級に及び、技術革新の著しい18世紀のヨーロッパで一時は大帝国を気付いたスペインは競争に負け没落していく
同時に異端審問所も衰退していった

最後に暴走した民衆は形骸化して久しい異端審問所を、物理的に破壊した

異端審問所が肥大化していく流れ
拷問が正当化されていく流れ
民衆が正気を失っていく流れ
民衆の敵が次から次へ再生産されていく流れ
国家が内側から崩壊していく流れ

全てが怖かった、人間の性質が起こした災害なので日本の私達も無関係では居られないというのが怖い
最初はほとんどの人が賛成した制度ってのも怖い
異端審問所の追跡や拷問・処刑の描写はたしかに怖く感じるかもしれないけど、そんなものが吹き飛ぶ怖さ
とにかく、色々な物が怖い

なんというか説明し難いけれど、凄い本だった



追記:あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします
以前から気になっていたイベント、勉強がてら行ってきました
一応TPOをわきまえた服装にしようかと思ってダークネスおしゃれ力を発揮した結果、田舎のチンピラになりました
私のダークネスおしゃれ力だとこんなもんですね、田舎のチンピラ、東京に行く

普段使わない路線なので散々迷いながら駅で売っている物を色々立ち食いしたり
たっぷり遅れて正午過ぎに会場に付いたけど、ここって普通の公民館なんじゃ…?
あっ、すごくダークネスおしゃれな人達が出てきた!普通の公民館から!

公民館特有の「振込詐欺に注意」とか「定期健康診断のお知らせ」とかの張り紙がいっぱいの通路でダークネスおしゃれな人と田舎のチンピラがすれ違う、変な光景
会場はおしゃれ勢でいっぱいでした、チンピラTPOわきまえてないね?

適当にぶらついて内臓の塗りが好みな薄い本とかおみやげ用のCERO:Z缶バッジ買ったり、あとTシャツ出してる店がとても多かったので数枚購入
昔アイラデラックスとかで作品見た人がちょいちょい居て懐かしみがある

それと余剰な物の整理、執着心が貧弱なので余ってる物は大量にあるけど軽くて良い物って滅多に無いから困る、一枚1グラムのアレはその辺優秀

帰り道ふらりと立ち寄った和菓子屋の生クリームどら焼きがとても美味しかったので僅かな在庫全部買って会場でばらまく、今思うとナマモノだから良くなかったかも
ばらまいてて気づいたけど会場でかかってる曲ダライアスシリーズのサントラだ、来た時からなんとなくそんな感じはしてたけど夕方になって少し静かになってきたからよくわかる
ADAMのIamIamIam(だっけ?)とか機械が稼働する音で鯨の声を表現したウォーン、プシューもばっちり聞けた

太田に帰ってCERO:Zシャツとか缶バッジとか配る、どれもウケが良くて嬉しい
囲い先輩にはR-18G缶バッジを付けた、めっちゃ睨まれた

小さめのイベント自体が実は初めてなんだけど密度が高い感じがして楽しかった、参加サークル全部をじっくり見れるのもいいね、時間があればまた行くかも
「はーい二人組作ってー(仮題)」

剣と魔法の戦場で騎馬戦をするゲーム

プレイヤーは「馬」と「兵」の二種類、二人一組で「騎」
一定時間ごとにあちこちで戦争が起きます、ボタンひとつで参戦できます
戦争の相方は現地調達です、部隊で入っても誰と組むかは決められていません
馬と兵はある程度近い数になるよう調整されるけれど、急いで相方を探さないと切ない事になります

マップはクソ広いです、兵で移動するとゲンナリします、騎なら疲れません、馬ならもっと疲れません
悪路や断崖、湖や森なども一部にあります、それ向きの馬も居ます
空を飛んだり、エラ呼吸したり、吸盤で崖を登ったりしても馬です

いくつかある相手の拠点を制圧するとそこからリスポできます、兵站の購入等も可能です
一定時間で戦争終了します、多く拠点を持っていた方が勝ちです、褒章があったり略奪できたりします

戦争で稼いだ金はシコれるビキニアーマー等を買ったり強い人にコバンザメするための貢物にしたりします
他にもたくさん溜め込んで人に自慢したり高価なアクセサリーを買って人に自慢したりして、余った金で消耗品を買ったりします
高価な装備は優秀な兵の証明です、人脈を効果的に活用できます
そして人脈を増やすには、戦場で実力を見せるより街で札束を見せたほうが多くの場合効果的です、頑張って稼ぎましょう

兵は騎乗すると強力な攻撃を行えます、乗れてないと主に機動性と防御面で極端に弱体化します
馬は移動に加えて簡単な攻撃や兵の支援に向いた行動が出来ます、兵を載せてないと攻撃の手数が足りなくなります
ただし逃げる分には馬だけで十分です、とても大事な事なので馬の人はよく覚えておきましょう

騎の状態で死亡すると近くの拠点にリスポします、遠いと時間がかかります
馬も同様です、兵も基本的には同じですが最後に乗っていた馬が拠点に戻ると即復活します
死に過ぎると報酬が下がったり、キルデスが下がって二人組を作りにくくなったりします

時には下馬して別行動する選択肢もあり得ます、また馬が兵を振り落とす事も可能です、あまり馬の起源を損ねないようにしましょう
戦場の真ん中に落とされて嬲り殺しにされたり、荒野の真ん中に放置されてゲンナリしたりします
ただし、馬の報酬は兵の戦果に大きく影響されるのであまり非協力的でも上手く行きません

歩調を合わせるためには、足元を見る事が大事です

◆馬の種類◆
大きく分けて3種類、騎獣、異形、飛行です

騎獣は平原向きのユニットです、狼、虎、猪、人馬の四種です
平原での戦闘は戦争の基礎です、

狼は仲間との連携に向いた馬です、持久力に優れ、周囲の味方を鼓舞し、隙の少ない攻撃で慎重かつ確実に体力を削ります
虎は単独行動や少数の連携に向いた馬です、無音で忍び寄り、優れた瞬発力で距離を詰め、敵に食らいつき拘束します
猪は合戦や攻城戦で活躍します、鈍足だけど頑丈で、突進で敵陣や城壁を崩し、前面の硬さを活かして固定砲台にもなります
人馬は遊撃戦に向きます、視界が高く、自力で罠を見破り、単体で遠距離攻撃が可能で、兵と同様に道具を使えます

異形は悪路や水場で活躍します、海馬、蜥蜴、蛸の三種です
水中や擬態からの奇襲が得意な戦法で、他の異形との能力のシナジーが豊富です

海馬は水中ではほぼ無敵で、潜水能力も持ちます、地上でも活動可能で、通過した跡は霧の濃い沼地になり他の異形の活動領域になります
蜥蜴は水場以外で高い機動力を持ちます、専用のスキルでないと見破れない強力な擬態能力を持ち、麻痺毒の噛み付きで奇襲します
蛸はあらゆる地形を走破します、また壁登りも可能で簡単な擬態能力を持ち、敵に絡みついて強力な毒を吹きかけます

飛行は文字通り飛行能力を持ちます、鳥人、鵬、隼の三種です
対地攻撃や拠点爆撃の他に移動の速さを活かした各種の雑務もこなします

鳥人は小回りの効く飛行能力を持ち、弓による一方的な対地攻撃が可能です、貧弱なので危険は伴いますが密着した敵を催眠し操る事が可能です
鵬は巨大な体で空を巡航します、飛行ユニットに対して極めて弱いけれど強力な絨毯爆撃が可能で、物資の輸送にも長けています
隼は高い飛行能力で制空権を確保します、純粋な移動速度は全種でトップなので伝令や偵察も可能ですが対地性能は低めです

◆兵の種類◆
近接、遠距離、魔法、楽師の4種類です、同種でも使用する武器やスキルの取得により運用が大きく異なります

近接は敵に近づきコマンド入力で必殺技を出し敵と殴り合います、格ゲー勢に向いています
スキルで射程、威力、コンボ回数等を強化します
最初は波動拳や昇竜拳しか使えませんがレベルが上がると複雑な技やコンボルートが解禁されます
また、レベル100で闘劇の出場権を得られます

遠距離は流鏑馬の技術と正確なエイミングが求められる職業です、FPS勢に向いています
スキルで弓の威力、弓の反動、弓の集弾率等が強化されます
m4やAk等の有名な弓が高レベルになると支給されます
また、レベル100で猟銃の所持免許が交付されます

魔法は呪文をタイピングすることで範囲攻撃を行います
スキルで範囲、入力方式、出題単語のジャンル等が変化します
高レベルな魔法ほど、早く、正確な入力が求められます
また、レベル100達成は日本ワープロ検定1級相当の資格になります

楽師はBGMに合わせてマイクで演奏したり歌ったりすることで味方を盛り上げ、ついでにバフを撒きます、YO!
効果内の味方には直接演奏や歌が送られます、グゥレイトォ!
スキルで音量、音質、重低音等が強化されます、フッフゥー!
レベルを上げることで範囲内の味方のボリュームを強制的に上げられます、カモーン!
また、レベル100達成でメジャーデビューします

戦闘を有利に進めるためには4つの職業の連携が重要です
例えば味方がタイピング中の時は味方の楽師を近づけないようにしましょう、気が散るので
同じ事がコンボ中の近接や狙撃体勢に入った遠距離にも言えます
複数で擬態中の時も味方の楽師には注意しましょう、高レベルだと敵に演奏を聴かせる事が可能です



こんなノリでやりたい、みんながみんなの足を引っ張り合いながら汚い取引を繰り返していく感じの



         ,, _
       /     ` 、
      /  (_ノL_)  ヽ
      /   ´・  ・`  l    ファンタジーアースゼロは死んだんだ
     (l     し    l)    いくら呼んでも帰っては来ないんだ
.     l    __   l    もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
      > 、 _      ィ
     /      ̄   ヽ
     / |         iヽ
    |\|         |/|
    | ||/\/\/\/| |
「物理的に無理」より「そのほうが素敵」を優先させている事も多そうなんで、あまり細かい所掘っても意味無いかもしれない。
でも作品で明かされるのを待つのは少し勿体無い気がしたので、無粋にならない程度に真面目に掘ってみる。

1・宝石達の文化
~教育~
義務教育は何年なのかな、少なくともクズが300歳の時点で授業を受けていないのでそれよりは短いんだろうけど。後で授業風景出ました、成長する時は何材料にしてるんだろ…
職業が専門化しているようなので、金剛先生の年数不定の基礎教育で適正を見て(1話参照)、それに合った高度な授業を先輩が教えるというのが一番無難かな。

歴史を金剛先生が教えているのって少し胡散臭い、人間についての事とかもあるし色々と弄ってそう、子供は見ちゃいけません的なノリで。
地理も同じかな、陸があれだけっての胡散臭い、後述するけど嘘じゃなかったら結構面倒な事になる、なんとなくだけど作品の大仕掛はこの辺の欺瞞から飛び出しそう。

算数程度はみんな出来そうだけど数学はどうだろう、事務職のジェード、ユークレース、アレク等はそれなりに嗜んでそう。
建物の見事な所を見ると建築担当はそれ以上に数字に強そう、数十トンの石材が数十トンのままでいる世界ならね。

言語は日本語や英語をそのまま使っているか、遠い未来の言葉を使っているかどちらも有り得そう。
先生が使っている言葉をそのまま話しているということは結構重要かも、未知や過去との遭遇の時に。

~娯楽~
これだけ知性の高い生き物なんだからそりゃ遊ぶ、カラスやイルカですら遊ぶんだから。
作中でも何らかのカードゲームをしているね(一巻オマケ)、カードの絵はトランプに近い法則を感じる、プレイの雰囲気を見るにポーカーに近い遊びかな?
休日が存在しないのも先生の影響かな、安息日は仏教に無いから、それを抜きにしても真面目過ぎるように見えるのは人間との違いかな。
結構ギリギリな生活の割にオシャレに気を使うのはその辺のストレス解消もあるのかも、長生き疲れみたいな物はイエロー兄貴が感じてるっぽいしね。

~政治~
規模は小さいけど国って呼べるのかな?この世界の規模を考えると最大勢力になるのがなんとも。
社会学なんてさっぱりだけど首長社会なんかに分類されるのかな、宝石達の無欲さも手伝って先生の威厳で保ってる感じ。
収穫は集めて再分配って共産主義だこれ。
揉め事を話し合いで解決出来ているのもやっぱり宝石達が無欲なお陰だろうか、無欲って偉大。
二次限定、見た時に「あ、これ無理」ってなる人の予想される割合で階級分け。
文字だけでダメージ受けるくらいデリケートな人は見ないでね。

モスキート級:軽度のサイズ調整、萌え絵、巨乳等
アニメ絵が無理って人、上の年代には意外と多いですよね?趣味の押し付けは危険。
✝悔い改めて✝

ライト級:重度のサイズ変更、長腕、超乳等
人間に見えるかどうかの境目、目を引く効果は強烈、ラーメンのニンニクみたいな。
極端なデフォルメもこの辺かな、いわゆるcreepycute(キモかわいいって訳していいのかな)はこっから下っぽい。

ミドル級:首から下の個数変更、多肢、複乳、シャム等
人間に見える、けど人間とは思えない、なので生理的に無理な人多そうだけどこれも不気味の谷なのかな、なんとなく違う気がする。
神話の世界ならお馴染みですね、多腕の巨人や神様とか色々。

ヘビー級:首から上の重度のサイズや個数の変更、単眼、口裂け等
首から下で人を識別するのは大変だけど、首から上ならだいたい可能、人は見た目が7割、だっけ?
掘骨砕三ですら顔の変化はほとんどしなかったから、やっぱり顔って聖域なんだと思う。
ほら、体がアレでも顔が良ければ結構いけたりするでしょ?じゃあその逆だったら無理じゃないかなって考えてるので最高階級。


フォーマット外、横方向の階級:全身の完全変化(TF、TSF)、元から設定のある存在の萌化(人外、モン娘)
動物や機械との混合も見た時は同じように頭が処理するとは思うけど除外。

正直この辺の境界って縦も横も存在しないくらい曖昧だから分ける意味無いとは思うんだけど、色々きっかけがあって考え始めたら面白くて止まらなくなったので載せた。
慈悲無き字数制限

・星のカービィSDK
子供時代から一本選ぶなら他に考えられない
・ヴィオラートのアトリエ
他のアトリエはどれもリーマンか契約社員、これだけはフリーター、自由って素晴らしい
・リンダキューブアゲイン
自由です!自由って素晴らしい!
・Fallout3
ヒャッハー!新鮮な肉だー!自由サイコー!
・霞外籠逗留記
旅籠、せせらぎ、蝋燭の灯り、しっとりした世界観に濃厚な文章
・ワンダと巨像
初めて次世代機買って良かったって思ったゲーム、PSの画質では足りないけどPS3だと多すぎるかもね。
・エスプガルーダ2
高校時代によく財布が空になるまで遊びました、これやるためにちょくちょく深谷ロボット行きたくなる。
・ダブルスポイラー
PCで動く上に一日5分から遊べるお手軽さが魅力、ちょくちょく起動してしまいます
コンプ目指して頑張っているけど五爪竜は死ね
・GUNDEMONIUM RECOLLECTION
テンポ軽快過ぎて脳汁めっさ出る、ドバーッって出る、STG好きなら是非触ってみて欲しい
・FANTASY EARTH ZERO
労使間対立、移民・難民・出稼ぎ問題、技術継承、世代間摩擦、外交、経済、治安、その他諸々のあらゆる社会問題を抱えながら戦争を軸に回る世界。
本当に好きでした、今でも好きです、なお今のFEZは…
(´・ω・`)くっ、豚の仮面が…
GP千葉0日目、大英博物館展とかアメ横とか
GP千葉0日目、大英博物館展とかアメ横とか
GP千葉0日目、大英博物館展とかアメ横とか
千葉までは微妙に遠いので休み取って前日入り、12時起床で電車に揺られて東京に14時着。
大英博物館展、なんか胡散臭い所がスポンサーにいそうなセンスだけど見たいものがいくつかあったので入館。
以下、特に印象深かった物10個の簡単な感想です。

・古代エジプトのミイラの棺:頭頂部にスカラベが書いてあった、確かエジプト神話で太陽とかの象徴なんだっけ?あと遺体を載せた牛(水牛とかかも?)が足の裏に書いてあった、普段写真で移さない場所を見れると徳した気分。

・モチェ文化の粘土像(画像上):今回一番見たかった一品、頭身のバランスとか紀元前と思えないくらいデフォルメの完成度高くて凄い、衣服の模様もパターンがとても豊富で驚く、ペルー行きたい。

・ロゼッタストーン:世紀の大発見ってこういう事なのかな、夢あるよね、学者が意味に気付いた時の気持ちを考えると。
見た目も綺麗だからハンカチ買った。

・アストロラーベ:中世ヨーロッパのスマホ的存在、だそうな、時計や方位、星図の他に占星術にも使えるあたりがとても中世でおしゃれ、少し古びた真鍮の輝きっていいよね。

・デューラーの犀(画像中):なにこれ、ミラディンの生物!?モチェ文化の粘土像でも思ったけど人の想像力ってそれ自体は大昔から変わってないのかもね、過去の作品を見て引き継げるから発展できるだけで、そりゃあパクリ疑惑が溢れかえるワケだ。

・ジャワの影絵人形:この赤と金と曲線だらけの東南アジアテイストがたまらない、影絵人形なのに着色されてるのはスクリーンの表と裏で見るからだそうな、動画少し見たけど表裏でかなり印象が違った。

・ナイジェリアの50マニラ:昔使われた銅貨50個、装飾品の変わりになる事もあったそうな。
Q・マニラを50個で何が買えるの?
A・奴隷を一人

・蛇の自在置物:フチをギザギザにした紙コップを沢山重ねたら蛇に見えそうじゃない?平和な時代で仕事が無くなった鎧鍛冶がその技術で実際に作ったのがこれ、実際に曲げたりしてみたくなる。

・アメリカの選挙バッジ:大量消費の時代が始まった象徴としてこれを選ぶセンスは凄いと思った、素材に初めてプラスチックが出ることにも注目。

・アフガニスタンの戦争柄絨毯(画像下):伝統は古き良き昔の物では無くて、綺麗で無い事もある現代まで続いているからこその伝統なんですね、兵士の顔が可愛いのが怖いというか切ないというか。


見終わって鳥獣戯画展や椿の品評会なんかを横目で見ながら駅へ、宿に行く前にアメ横で夕食を物色。
ソーセージとチーズとパンの組合せが最強なのはタンパク質と脂肪と炭水化物の組合せだからなのかな?
安いものはやっぱそれなりだなーと思いながら安いカレーを一杯。
少しつまむつもりで入った寿司屋が許せないくらい不味くてキレそう、冷凍庫フレーバー。
飲み屋で適当に一杯飲みたかったけど、金曜の夕方だけあってどこも満員なので諦める。
今思うとなんかロクな事無かった、浅草の駅ビルで本一冊買って馴染みの宿へ。

大風呂に自分一人、頭洗ってたら一人入ってくる、なんか視線を感じるし回りをウロウロしてからおもむろに隣に座ってきて、これは一年ぶりくらいのホモフラか?と思ったら日本風呂のルールを聞きたがってる外人さんでした。
英単語と日本語とジェスチャーとノリでなんとか風呂にはいる前に体を洗うという事を説明した直後、酔っ払ったおっさんが入ってまっすぐ浴槽にダイブして穏やかでない気分。

紙パックの安酒で一杯やって就寝。
宝石の国のカードゲーム 準備編
まずやる前にスリーブを買う事をお勧めします、スリーブって知ってる?
カードを入れるためのプラスチックの袋、カードが体ならスリーブは服だね。
使う利点は、まず傷や汚れを防げる事が大きくて、それ以外にもカードをシャッフルしやすくしたり少し厚くして曲がりにくくしたりする効果もある。
カードゲームの店なら大体扱ってるけど本屋とかでも売ってる時は売ってるよ。

日本で売ってるスリーブのサイズは基本的に二種類、遊戯王やヴァンガード用の小サイズとそれ以外の普通サイズ、宝石の国に対応してるのは普通サイズ。
普通サイズの中でも今回のにオススメなのはインナースリーブっていうカードとスリーブの中にさらに被せるスリーブ、カードが体でスリーブが服ならインナースリーブは肌着だね。
カードにぴったりのサイズだから扱いやすいし値段も安め、あと付属の箱にもギリギリ入る。

インナースリーブは各社から複数の種類が出てるけど、今回使ってみたのは「BROCCOLI」から出てる「キャラクタースリーブ インナープロテクターVer.3」、サイズは「64.5mm×90mm」、60枚入りなので一個買えば足りるよ、写真取ったので参考にして下さい。
ほどよく硬くて透明度が高くて、比較的どこでも手に入るので採用しました、今の所問題は特に無いけれど、厚みが増して入ってるカード全部を付属の箱に入れられなくなるのでそれは注意してね、お店で一緒にカード用の小さい箱を買うのもいいね。
よくわからなかったら「MTG用のインナースリーブください」とかって言えば店員に最低限の知識があればなんとかなるよ、カードの現物を見せてもいいかな。

カードを入れる時は、サイズがぴったりなので折らないように気をつけて!

何か質問があるなら、コメントしてくれたら分かる範囲で答える、かも。
続きは書くかも、書かないかも。

追記:インナーではないスリーブについて
もちろん通常のスリーブを使うのもアリですよ、透明や無地もあるけど版権物の柄付きも結構色々あります。
有名所は大体揃ってて、ついでにマイナーな作品も最近の物だと出てたりします、刀剣乱舞もあるよ!
「(好きな作品名) スリーブ」とかで検索してみよう、でもよほど力入れてる店じゃない限り店頭在庫は期待出来ないので、基本的には通販等に頼ることになるだろうね。

あと一応オーバースリーブというものもあります、通常のスリーブのさらに上に付けるスリーブ。
カードをさらに分厚くして曲がり難くする事と、スリーブを傷から守る事が主な目的だね。
スリーブを守るためのスリーブって聞いて首を傾げた人、それは正しい反応ですよ、でもスリーブは消耗品だけど基本的に再販しないので、中身よりスリーブのほうが高くなるって事はザラにあるんだ。
ぶっちゃけるとオーバースリーブ付けると厚くなりすぎるし透明度低くなってカード見えにくくなるしで使用感だいぶ悪くなるので、オーバー買うくらいなら同じスリーブ2、3セット買ったほうがいいよ、2、3セットも使い潰せばその頃には他の作品のスリーブが欲しくなるからね!
・大英博物館展公式カタログ
そのうち行く、GP千葉の前日くらいに、そのまま安い宿取って千葉行く。
ざっくりでも予習しとかないと頭に入らなそうなんで少し高いけど買った、普通に面白いし雑学も付くし悪く無いかと思う。

・肉筆幽霊画の世界
怪談とか怖いのは本当に嫌いだけど江戸時代くらいの幽霊画は好き、恨み辛みに妬み嫉みを強く表現して怖がらせようとしてるのは特に好きだけど痩せ細った頬や黒ずんだ皮膚なんかで怖がらせようとしているのも今風で好き。
ところで恐怖感って歯をどう書くかで大きく変わるような気がする、歯茎までむき出しにして笑うとか虫食いでボロボロにしたり乱杭歯にしたり。
歯を見せる笑いは牙を向いた動物に見える、乱杭歯もかな、虫食いで真っ黒だととても不浄に見える。
月岡芳年より河鍋暁斎の方が好みかな、無残絵なら芳年だけど。

・異端審問―大国スペインを蝕んだ恐怖支配―
範囲、期間、経緯を考えると異端審問ってかなり特殊な現象に見える。
事実、有名な拷問や処刑って大半がこの頃に生まれた物だしね(最近はリョナ文化から色々生まれてるけど)、拘束具とか広場なんかで晒す時に罪状別で使い分けたからよくわからないくらい種類あるし、猟奇の黄金時代、や基糞。
目次を見た限りでは植民地の事にも触れていて数字の資料や当時の絵なんかもあってとても深く掘り下げているようなので購入、ちょっと捻った民俗学や社会学のサンプルとして少し詳しく知りたかった。

ごはん、土曜は串揚げ食べ放題、日曜は安くて美味しい牛タン。
言語学は適当にググる程度でもニューロンが焼き切れそうになる、特定の学問へのアレルギーとかあるんじゃない?ほんと鬼門。

相変わらずSF日常系群像劇で緩く進行、異世界編あっさり一段落したけどここから委員長パートを細かく公開していく形になるんだろうか?
委員長の帝国って最終的に馬の帝国に併合されたみたいだけど、どうやって展開していくんだろうか、いかにも作者の本領って感じの話だからきっちり締めてもらいたいけどすごい長さになりそうだから難しいのかな。

南極人みんなかわいい、妹もいいけど上司もかわいい、爬虫類フェチになっちゃうよヤバイヤバイ、南極人が他の人種を哺乳人類って言うのは深い意味あるのかな、臍とか普通にあるんだけど。
ポータル的なものから出てきた防護服って南極人ぽいし、やっぱ彼らは相当ミステリーの深い部分にいるんだろうね。
もう1つの四肢人間に似てない人種である両棲類人も結構好き、蛙社長やユダヤ人社長の話は今回も出てこなくて残念。

日本の妖怪シリーズ、玉藻前って解放を仄めかしてるのがギャグじゃなければそのうちどこかで使いそう、魔法少女の時もそのパターンだったしデザインが鬼や河童と比べるとあからさまに媚びてるし。
神社の神様と一緒に色々やってくれたら嬉しい、暇を持て余した神々の遊び。

インコ事件は変な笑いが出る、たしか名前だけは何度か出てきてるんだっけ?
カルト対策がこちらの世界より随分気合入ってる所なんかはあちらの世界がユートピアでもデストピアでも無いって実感できて好き。

学園パートが腕相撲ってのはセンスあると思う、みんな人種の体力差に触れないようにしているのは少し怖いけど。
委員長は超絶いい女だけど色々面倒くさそう、疲れそう、いい女なんだけど。
添い遂げるなら細目がいい、細目は黒さをあまり気にしないあたりが可愛い、性器的な意味じゃなくて。
空手角は腹パンしたい。
馬は好きでも嫌いでもなかったけど、今回の創作昔話を見てると何かのきっかけで永続的に真っ黒になりそうで怖い、異世界編がさっさと終わったのって黒い部分出しすぎて不評だったせいなのではとか邪推してしまう、戦闘民族怖い。
コミティア行ってきます
コミティア行ってきます
おつかいやおみやげの注文は明日の10時くらいまでにお願いします。
無ければ私のセンスで適当に買ってきます。

そんなことより!
ツイッター小説の投稿が被ってなんか酷いことになった。
マグリット展行ってきました
マグリット展行ってきました
マグリット展行ってきました
9時くらいに起きて混雑状況見て、閉館って書いてあったから中止して予定建てなおしてたんだけど、開館10時なんだから閉館って書いてあって当然だよね、ギリギリで気づいて少し遅れて出発。

到着12時過ぎ、余裕あると思ってルーブル展ついでに見てたら2時過ぎから急激に混みだした、閉館結構速いしGW中に見るなら10時の開館と同時に入るのが一番空いてて見やすいのかな?多分。
カフェとかレストランで時間潰して4時頃入場。

時系列順に見ると考え方の変化が作風に現れるのがわかって面白い、特に戦中戦後の変化が好き、1948年の作品が黒歴史扱いで、なんというかこの人にもそういう時期はあったんだなーって少し安心する。
生で見ると心の色々な物が揺さぶられて気持ちいい、以下個別感想。

一番気に入ったのはマグリットらしさが出ていない頃の「プリムヴェール」(画像上)、すさまじい堕落の匂いを放ってて行ったり戻ったりして合計15分くらい眺めてた、これ見るためにもう一回行ってもいいかな、人気微妙なせいか複製画も無くて困る、検索してもカタカナじゃ画像出ない始末。
「狂気について瞑想する人物」(画像中)を見てなるほどねとか思ってたら、隣の人がオバマって呟いて吹き出しそうになった。
同じモチーフが何度か登場するので、若いころの作品一通り見てから「自由の入り口で」とか「告知」(画像下)とか見ると感慨深いものがある。

休憩室でループ再生されてる本人作成のホームビデオがマグリット自身も沢山出てて面白かった、カメラ回ってるせいもあるんだろうけど剽軽というかなんというか。
彼ってダリみたいな紙一重の天才らしい天才じゃなくて、普通に頭が良くて色々な才能もあって総合力で天才になったようなイメージを勝手に持ってるんだけど、それにぴったりな振る舞いで少し感動した。
ホームビデオの長さ、10分弱かな?休憩には丁度いい長さなんで立ち寄ったら見ても損は無いと思います。

あー、結びの言葉が見つからない、楽しかった(小学生並の感想)。
「IDとは関係無いけど、どの画家が好き?」
「……そんなのアリかよ……この娘です」

「俺はボブカットとマグリットが好きなんだよ!(バァン」

でもポール・デルヴォーはもっと好きです。
ちなみに左から
マックス・エルンスト「セレベス象」
岡本太郎「太陽の塔」
サルバドール・ダリの顔写真
ルネ・マグリット「陵辱」
パブロ・(中略)・ピカソ「ゲルニカ」

この面子の中でもダリの顔写真の存在感が凄くてびびる。
あ、今週日曜にマグリット展行く予定です。
なんだか最近は人外ジャンルの事ばかり話している気がする、SF好きだから嫌いじゃあない、けど飛び抜けて好きって訳でもないんだけどな。

でも今回紹介する「セントールの悩み」は狂おしいほど好き。

なんというか、リバティ・プライムとか好き?
好きなら気に入るよ、多分。
嫌いだったら読まないほうがいいかも。
あと生物学とか社会学とか歴史学とか好きだと特に笑えると思う。
ちなみに私がその辺の本読むときは、この作者お勧めの物を選んでます。

例によって学園舞台の人外物なんだけど、設定がモノマニアめいた作りこみ方で素敵。
具体的には、古代の生物は四本肢と六本肢の二種類いたけれど自然淘汰で四本肢の生物が絶滅するという所から始まり、そこから人類が沢山の種類に別れたという設定。
おそらく系統樹まで作ってある感じ、変態。
それ以外にも、現実とは似ているけど所々違う歴史や宗教、国際情勢まで設定が作ってあったり、とにかく、凄い、変態。
その辺の細かい設定が単行本のカバー外した表紙や遊び紙に乗ってて読んでると関心する。

現実との大きな違いで一番目立つのは、人種差別が強烈だった反動で平等主義が行き過ぎて、秘密警察的な物があったり民主主義を徹底させるためのプロパガンダが激しかったりする所かな。
学校の道徳の時間を制服と軍服背広の偉そうな人が視察に来てたり、モデル雑誌に全ての人種を載せるという行政の指導があったり。

その辺の軽くデストピアみたいな空気あるんだけど、暴走した思想というより必要悪といった位置付けで書かれているので、多少尻の座りが悪い感じはするけど怖さはそんなに無い。
異種結婚で奇形児が産まれても手厚い保護が受けられたりと良い面もあったりするし、基本的に笑えるようには書かれてるしね。

特に、たまに出てくる子供向けの絵本や特撮のプロパガンダが好き、キレが良すぎて大爆苦笑する。

サンプルに文章だけ切り抜いて紹介するよ。
子供向けの絵本だよ!本文そのままだよ!

昔々 ある所に
人口約千人 主要産業は農耕および牧畜という小さな王国がありました
非民主的でしたが平和な国でした

そこに悪い魔法使いが乗り込んできて
姫をさらったり法に背く悪いコトをたくさんやりました

そこで人々は民主的に英雄を選び
悪い魔法使いに立ち向かわせました

元ケーキ屋の人民英雄は
甘い匂いにつられたライオン・ヤギ・フクロウを従え
勇気と知恵と鳴き声で悪い魔法使いを退治しました

そして魔法の眠りに囚われた姫の元にたどりつくと

(キスシーン)

英雄は故郷に帰ると憲法を制定し
元お姫様と獣たちと末永く自由・平等・博愛のもと民主的に暮らしました

おしまい


初見でも民主的な英雄とか色々笑えるけど、よく読むとナチュラルに王家消滅してたりとあちこちで草生える。

あと道徳教育での先生のセリフの「せいぜい髪や肌の色が違う程度の違いしかない四肢人類の間には深刻な争いや差別は発生しないでしょう」ってやつが好き。

一巻が登場人物紹介、二巻が世界観紹介って感じなので、二巻まで読んで気に入ったら読み進めるのがいいと思う。
ちなみに絵本も道徳教育も2巻収録です。

おしまい

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